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若者による社会保障のブログ

ニュースで見るけど難しくてよく分からない社会保障を少しだけ噛み砕いていくブログです。若者目線で綴っていきます。

ポケモンGOと、これからの社会に必要な予防・健康づくり

このブログでは、社会保障の諸問題について、若者目線でつづっていこうかと思います。よろしくお願いします。

 

最近、ポケモンGOが流行っていますね(ちょっともう古いかもしれませんが)。

 

歩きスマホが危ないとか、トレーナーのマナーが悪いとか、ネガティブなニュースも多くありますが、自分はポケモンGOというゲームについて、非常に画期的であると考えており、肯定的な評価をしたいと思います。

 

理由は、このゲームは、AR(拡張現実)の機能を活用して、多くの人を歩かせるということに成功したからです。

 

例えば、レアポケモンがどこかの公園で頻出するというニュースが出た途端、多くの人がそこに向かうということが起きています(普段はそんなところ行かないのに!)。


何を言いたいかというと、ポケモンGOで、将来の予防・健康づくりや、ひいては医療費・介護費の伸びの抑制につなげられるのではないか、、と妄想してしまうのです(突拍子もなくすみません)。


今、医療・介護は日本でいくら使われているか知っていますか。

 

医療費は40兆円強、介護費10兆円くらいです。
そしてこのお金の出どころはというと、ざっくりいうと、以下の3つから成り立っているのです。

 

① 窓口負担・・・医療機関で健康保険証を見せてお金払いますよね?あれです。風邪をひいてお医者さんに行く時、コンタクトを買いに眼科いく時、歯医者さんに行く時に皆さんが払っているものです。

② 保険料・・・給与明細を見てください。健康保険料が天引きされていますよね。あるいは国保の方はコンビニや口座引き落としで保険料を払っていますよね。あれです。

③ 税金・・・消費税や所得税、、もろもろの税金が召し上げられていますが、その一部は社会保障に回っているのです。


さて、今後の日本は高齢化がどんどん進みます。今は高齢者(65歳以上の人)は4人に1人です。

 

高齢者も2000年は2000万人くらいだったものが、今は3000万人を超える勢いになっていまうが、この数字は2040年くらいまで伸びていくと見込まれています。

 

そうすると、高齢者は、病気になりやすく、介護も必要とするので、当然、医療・介護にかかる費用が上昇してくるわけですね。
では、その費用は誰が持つことになるのでしょうか。


答えは、上記のとおり、①窓口負担(患者が自分で払う額)、②保険料(給料からの天引き額)、③税金、のいずれかです。


すなわち、高齢化の進展により、当然、医療費・介護費が増えるのは必須なのですが、それを賄うためには、

① 病院で払う金額を増やす
② 天引きされる額を増やす
③ 増税する(あるいは他の歳出を削減して、浮いた財源をもってくる)

ということを、ひたすらやり続けていくしかないのです。


ですが、こんな暗い話は誰もしたくありません。例えば、

① 病院によく行く高齢者の負担を増やしたら、本当に医療が必要な人が病院に来なくなるのではないか
② 保険料を増やしたら、若者の可処分所得が減り、消費が減退することから景気に悪影響だ
③ 税金を上げるのは反対、どうせ行政なんて無駄が一杯あるんだからそこをまず徹底的に見直してからじゃないと増税の議論なんてできないよ


とかいう意見が噴出してくるわけです。
そのため、なかなか、窓口負担も保険料も税金も上げたくないわけですね正直。

 

さて、そんな道を避けるためには、どうすればいいのでしょうか。
その一つの答えは、予防や健康づくりです。


窓口負担や保険料や税金を上げるという話は、
「医療・介護費がどんどん上がっていく」という前提からスタートしたものでした。


ですが、仮に高齢者の数が増えても、多くの人がより健康になり、医療も介護も必要ない!という状態になったらどうでしょうか。
健康で病院にもデイサービスにも行く必要がないなら、医療費も介護費も増大しないですよね。


そしてさらに重要なことは、「予防や健康づくりを推進しよう!」といって反対する人は誰もいない、、、ということです。すなわち、「票」にもなりやすいのです。

 

うがった見方かも知れませんが、最近、よく予防や健康づくりのニュースがよく目につくのはこういう理由もあるかもしれません。(医療・介護費を賄うために、しょうがないから負担を上げよう!増税が公約です!といって誰がその政治家に投票するのでしょうか。)


そんなわけ?で、昨今、予防や健康づくりが盛り上がっている訳なのですが、では実際どのようなことが行政の仕掛けとしてあるのでしょうか。
思いつく限りでも、健診や検診、体操教室、禁煙教室・・・、沢山の取組がされています(お住まいの市町村の役所に行けばきっといくつかプログラムがあるはずです。)。


その中でも、最近注目を集めている?のは、「健康ポイント」という取組です。

 

これはどのような取組かというと、町を出歩いたり、体重を毎日図ったり、健診や健康教室に参加したり、何らかの健康づくり健康づくりやイベントに参加したら、その人にポイントをあげるというものです。

 

そしてそのポイントをもって、健康グッズや商店街の商品券と交換できる、というような取組を始めている自治体があります(千葉県の白子町や静岡県藤枝市の取組をリンクで張っておきますのでご参照ください。)

http://mainichi.jp/articles/20160914/ddm/016/100/010000c
http://www.city.fujieda.shizuoka.jp/kenko/keikaku/KE015/1447731260806.html

※ 自治体だけではなく、健康保険組合の単位でやっているところもあります


ポイントもらえるなら、、といってウォーキングなどの健康づくりの取組を進める人も増えていくかもしれませんね。国の方でもそのような取組を進める自治体や健康保険組合を増やしていこうとしています。

 

さて、話を戻しまして、ポケモンGOです。

 

多分もう僕が何を言いたいのか分かるのかと思いますが、ポケモンGOであんなにも沢山の人が外に出歩かせたことは、今後の予防や健康づくりを進めていくにあたって何かヒントにならないかな、と思ったわけです。


よく、ポケモンGOを始めてから何キロやせた、とかいう話を聞きますよね。

健康ポイントなど仕掛けで、少しで住民を歩かせて健康にしよう、という取組が進められているのですが、ポケモンGOのようにゲーム性を兼ね備えたものがあれば、もっと多くの人が参加するのかなぁと。

 

若者の間で盛り上がっているゲームですが、僕としては高齢者の方にも広がって、街に繰り出す人が増えたら面白いなと思います。そして、その中でつながりが生まれ、コミュニティや居場所が出来たら、面白いですよね(高齢者の方でコミュニティというものを持っていない人も少なくないかと思います。)。←歩きスマホには気をつけてほしいのですが

 

また、今のゲーム世代が高齢者になって、デイサービスに行った時、「じゃあ今日は近くの公園にピカチュウを捕まえに行きましょう」とかいうことになっているのではないかと妄想しているわけです。