20代の社会保障のブログ

ニュースで見るけど難しくてよく分からない社会保障を少しだけ噛み砕いていくブログです。若者目線で綴っていきます。

病院の目の前にあるたくさんの薬局って一体・・  

最近、風邪をひいてしまいました。。。

この時期はいきなり寒くなったり、暑くなったり、、体調管理をしていくのが難しいので、皆さんもお体には気を付けてください。

 

さて、風邪をひいた時、皆さん病院に行きますよね。それで、診察をしてもらった後、その場で薬をもらうこともありますが、薬を処方してもらうために、処方せんを書いてもらうことになると思います。

 

もらった処方せんを薬局で処方してもらって家に帰る。。。ということは誰しもが経験したことがあるのではないでしょうか。

 

さて、私も類にもれず、病院で処方せんを書いてもらって、薬局に行くことになりました。

そうしたら、特に大きな病院のそばだと、病院をでてすぐ目の前に、薬局がありますよね。しかもいくつも!

 

・・でも、なんで病院で薬をくれず、わざわざ処方せんを書いてもらって薬局までお使いする必要があるのでしょうか。めんどくさくないですか??

しかも、病院の目の前に薬局あるなら、もう、病院で薬くれよ!って思いませんか。

 

今回の記事では、医薬分業を取り上げたいと思います。これは去年の規制改革会議で取り上げられたテーマです(なので話題としてはちょっと古い)。

 

医薬分業(イヤクブンギョウ)という言葉を聞いたことはありますでしょうか。意味は、簡単にいうと、お医者さんが患者さんを診療し、それに見合った薬を薬剤師さんが調剤しようという、専門分化を進めよう!ということです。

 

診療はプロであるお医者さんに、薬のプロは薬剤師さんに、していただくのは確かにありがたい話ですよね。

 

また、病院にとっても、薬の在庫とかも持っていく必要がないので、薬局と分業をするということはメリットがあるそうです。

 

ですが、問題は、それに合うメリットを皆さん、感じていますか??という話です。

 

特に若い人は、病院で薬をもらっても、処方せんをもらって薬局で薬をもらってもはっきりいってあんま大差ないですよね? さっさと薬くれよ!って感じですよね。

 

しかも、お医者さんが薬を処方してもらうより、処方せんをもらって薬局で調剤してもらう方が実は費用も高くかかるのです。

それは、お医者さんにわざわざ処方せんを書いてもらうのに料金がかかること、薬局で薬剤師さんから薬の説明を受けるとそれにまたお金がかかるためです。。。なので、はっきりいって、病院で薬をもらった方が安いのです。

 

みなさんが薬局に行くメリットを感じていない理由はなんでしょうか。薬剤師さんの話が丁寧じゃないとか、真剣に聞いていないとかもあると思いますが、その原因の一つにいつも病院の近くの薬局にいっているから、、ということはありませんか?

 

例えば、眼科は渋谷、内科は上野、整形外科は新宿に行っているとしたら、皆さん、渋谷・上野・新宿それぞれ診療所の近くの薬局にいって薬をもらっているのではないでしょうか。

 

ちなみに、病院の目の前にある薬局を門前薬局(モンゼンヤッキョク)と言います。

 

今、薬局の在り方を変えていこうということがよく言われています。

それは、かかりつけのお医者さんを持つように、かかりつけの薬局を持とう!ということです。

先ほどの例のように、違う町で違う門前薬局にばかりいっていたら、ご自身が使っている薬の全体像を把握している薬剤師さんがこの世にいないのですね。

薬は飲み合わせの問題があったりして、特に高齢者だと、10種類以上の薬を服用しているケースもざらにあります。そうすると、飲み合わせの問題で、逆に体を害してしまうということが結構あるそうです。この場合、かかりつけの薬剤師さんがいると、これとこれは一緒に飲んではだめです、など指導をしてくれてありがたいですよね。

 

確認ですが、処方せんは全国どこの薬局でも使える、ということはご存知でしょうか。必ずしも、処方せんを処方してくれた病院の近くの薬局で処方してもらう必要はないんです。いつも家の近くの薬局に行ってもいいんです。

 

これから、高齢化が進む中、かかりつけ薬局・薬剤師さんの重要性が大きくなっていくかもしれませんね。

診療報酬でも、門前薬局に対して要件が厳しくなったりして、門前薬局に収益が入らないように改定がされました。むしろ、薬局としても、変わっていかないと、淘汰されていくのではないでしょうか。

みなさんも、かかりつけ薬局というものを家の近くに見つけてはどうでしょうか。