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若者による社会保障のブログ

ニュースで見るけど難しくてよく分からない社会保障を少しだけ噛み砕いていくブログです。若者目線で綴っていきます。

風邪をひいた時、病院に行くべきか

ちょっと前回の記事と重複感がありますが、最近、風邪をひいた時に思ったことシリーズでもう一本記事を書こうかと思います。

 

この時期はいきなり寒くなったり、暑くなったり、、体調管理をしていくのが難しいので、皆さんもお体には気を付けてください。

 

さて、風邪をひいた時、皆さんどのように対処しますか?

 

病院にいくのではなく、近くのドラッグストアで風邪薬を購入して、家でゆっくりと休む人もいるでしょう。

風邪をひいた時には、とにかく休んでいるのが一番ですよね。

 

少し倹約テクニックみたいになりますが、

①自分でドラッグストアにいって風邪薬を買う

②診療所にいって薬をもらう

このどっちが安いのでしょうか??今回は、それぞれ検証してみたいと思います。

 

 

①ドラッグストアに行って風邪薬を買う

 これは簡単ですね。ドラッグストアで購入した風邪薬の代金がかかりますね。いいやつだと2,000円くらいの風邪薬がありますね。

 

②診療所にいって風邪薬をもらう

 さて、診療所にいって、お医者さんに診療してもらって、風邪薬をもらうといくらくらいかかるのでしょうか。。。。

 まず、初診料がかかりますね。大体900円くらいかと思います。さらにそこから、処方せんを書いてもらうので、処方せん料がかかります。それは、200円くらいです。

 さらに、それをもって、薬局に行った場合、薬局では、調剤基本料(薬局で薬を処方してもらうために必要な基本料)、調剤料(薬を調剤してもらうことへの対価)、薬剤服用歴管理指導料(お薬についての説明をすることへの対価で、400円くらい。そしてお薬代がかかります。なので、合わせて2000円くらい結局かかりますね。

 

さて、①と②のどちらも同じ値段でした。

 

ですが、皆さんご承知のとおり、②の方は、医療保険がきいているので、本当にかかっている費用はもっと多く、6000円以上はかかっているのですね。残りは保険料や税金で賄わられているのです。

 

皆さんが窓口で負担するのは、本来かかっている費用の3割ですね。

 

なので、風邪をひいた時は、みなさん医療保険の財政を考慮して、病院に行くのはやめて、ドラッグストアの風邪薬で済まそう!

という議論が存在しています。

 

セルフメディケーションという言葉を聞いたことはありますか。

これは、簡単にいうと、風邪のような軽微な症状には、自分で(セルフで)、責任もって治療しましょう(メディケーション)ということです。

昨年の税制改正でも、セルフメディケーション税制というものが創設されて、市販薬を買った場合に、税制控除を受けれるような仕組みもでき、国も後押ししているようですね。

 

このセルフメディケーションの議論が発展していくと、、、

今は、病院にいって風邪の薬をもらうと、医療保険がきくのを、市販の風邪薬と同じくらいの効果なんだから、保険で面倒みるのをやめよう!、という議論になってきます。

 

もしかしたら、将来、風邪をひいてお医者さんにいったら、「薬はマツキヨでパブロンを買ってね」と言われる時代がくるのかも。。。

 

上記は風邪薬の例ですが、この議論で結構な盛り上がりを見せているものがあります。

 

それは、湿布です。

 

財務省の資料によると、湿布は市販で買うと1000円くらいですが、医療保険の公定価格は120円くらいになっています。これから私たちが医療機関の窓口で支払うのは3割ですから、36円の負担で湿布をゲットできてしまうのですね。お年寄りは1割の負担ですので12円です。

 

湿布なんて、はっきりいってあんまり市販でもお医者さんに処方してもらうものも、ひんやりするだけであんまり違いは分かりませんよね(多分細かいところはちがうのでしょうが。。)

なので、湿布を医療保険の対象外にしようという動きがあり、今年から一度に70枚までしか処方できないよ、というちょっとした規制がが出来ました。

 

皆さんも、捻挫なんかして、整形外科にいって湿布をもらった時は、セルフメディケーションという議論もあったかなと思い出してみてくださいね。

 

医療保険では、これまで、保険の対象になっているものを、保険の対象外にしようということはされてきませんした。

 

ですが、今後、高齢化が進んで、いよいよ医療保険の財政がまずくなってきた、、なんとかしなきゃいけない!、となった時には、こういうところへの改革が本格化するのではないかな、と思っています。

でも、あまりセルフメディケーションを進めすぎると、軽度な風邪をこじらせて、重度化するという元も子もない話にもなってしまう恐れがあるので、そのバランスをどうとるのかが難しいなと思います。

 

みなさん、お体にはお気をつけて・・