20代の社会保障のブログ

ニュースで見るけど難しくてよく分からない社会保障を少しだけ噛み砕いていくブログです。若者目線で綴っていきます。

社会保障に関する自分なりの意見

社会保障のブログですが、今回は全然関係ない、一般的なことに関する記事です。

 

最近、本屋にいくと、リーダシップとは何かとか、仕事術はこうしろ、といったハウツー本が本当によく目につきますよね。

海外の旅先で本屋によっても、それらの本が店頭に平積みにされていました。世の中全体の一大ブームになっているように感じます。

 

僕も多分にもれず、そのような本を結構読んだりしているのですが、『地頭力を鍛える』、『イシューから始めよ』といった、僕が特に良いな、と思ったものを咀嚼しつつ、書いてみたいと思います。

 

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これらの本の一つのトピックとして、「結論から考える」ということがありました。

 

これは、

結論はきっとこうだ、、、ならば裏付けとなるこのデータがあるだろう、、、そのデータを取るために、、、。といったような、結論ありきで逆算して考えるということです。

 

例えば、社会保障の論文を書くこととしましょう。

まず最初にやることとすれば、多くの人が社会保障の文献で多くの人のおススメの導入本を複数冊を読んでからどうしようか考えよう、と思うことでしょう。

 

これらの本が主張するのは、興味深いのですが、そんなことをせずにいきなり「社会保障はかくあるべき!」と結論を決めたり、スタンスをとってみた方がいいということです。

 

そんな知識もないのに、乱暴に「社会保障はかくあるべき!」といったら、間違っている可能性だって十分にあるし、視点が欠落している可能性だってありますよね。

 

ですがまず、スタンスをとってから、逆算して調べ、さらに間違っていたら軌道修正し、他の人との議論によって視点を補っていくべき、と言われているわけですね。

 

僕自身、最近までの目標は、「社会保障について沢山勉強して、社会保障はこうあるべきだ、という意見を持てるようにすること」でした。

 

ですが、何冊の本を読んでも、一向に自分なりに意見を持つようになるまでには至りません。

ある程度のレベルまでいくと、インプットにかけた時間に対して、インプットされる量は逓減していきます。むしろ多くの本を読んでも読んでも、頭に入る量は少量になっていくということです。

 

このような取り組み方では、社会保障のように制度自体も複雑で、日本の経済成長・財政にも大きくかかわるものに対して、「自分なりの意見」というものを持てる日が来ることは大分先のように感じます。

 

それよりかはむしろ、

① 60%の精度でもいいので、自分なりの仮説・意見をもって、

② それに沿うような意見や書籍を収集し、

③ 沿うデータなければ修正し、他の人と議論して視点を補う

ということを繰り返せば、いきなり100%のものは出来ませんが、60%が70%、80%と、100%にどんどん近づいていきます。

 

このように「結論から逆算して考える」ことこそが「自分なりの意見」をもつ近道ではないかと思っています。

 

さて、上記の本には、これ以外にもなかなか興味深かったものがあったので、もう一つ紹介したいと思います。

 

僕は文系人間であり、弁護士といった仕業にもついていない一般的なサラリーマンです。会社に勤めて、会社が提供するサービスや社内のルールといったものを勤続年数を経るにつれて会得していく訳ですが、「これが仕事ができるようになるということなのかな」、とよく疑問に思っていました。

 

ですが、これらの本を読んだりした結果、最近の僕個人の結論としては、会社の提供するサービスや社内のルールに関する知識も大事なのですが、より一般的に、①企画立案、②段取り、③説明、という3つの力の向上にあると考えています。

 

特に大きな組織に属していると、数年単位で全くの畑違いの部署に異動することも多いですよね。場合によっては転職することもあるかもしれません。その際には、以前の部署・会社に属した知識は使えません。それでも以下のような本質的な能力があれば乗り切れるのではないかと考えています。

 

①企画立案

 企画立案といっても、ゼロから生み出すという訳ではなく、なんらかの依頼がきて、それに対する成果物を作成する力というのも含まれているイメージです。その際に、

(1)そもそも何を目指しているものなのか(結論)、

(2)どういう全体像になっていて、当該成果物はどこに位置づけられるか(全体)

(3)簡単にいうとどういうことか(単純化

といったことがポイントのようです。

 

②段取り

 これは、社内ルールに詳しかったり、経験が生きてくるところのように感じますが、自分の意見をどのような順番・時間軸で洗練させ・説明していくのか、段取りを明確化するということです。

 自分の考えが神様から見ても正しいとしても、その段取り次第で実現できないこともあります。締め切りとの関係で難しかったり、はたまた政権交代の煽りで国会に提出した法案が廃案になったりと、いろいろ制約はありそうです。

 

③説明

 結局自分の意見を通すためには、自分以外の人に対する説明が必要になっていきます。それは、上司・顧客・株主・住民・国民、、、対象はいろいろいますね。

 同じことを説明するにつけても、誰に説明するのかで説明の方法は変わってきます。多くの利害関係者がいると、同じものでも表から説明するのか、裏から説明するのか、変わってきます。そのように、説明する相手に応じて、力点・時間・精度を調整することです。

 

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上記のことは全て当たり前と言えば当たり前なのです。世の中のハウツー本も、当たり前のことばかり書いている印象を受けます。

ですが、当たり前のことを当たり前にし続けるということは本当に難しいことですよね。

 

今回の記事は社会保障のブログとほとんど関係なくなってしまいますが、来年度に向けて、診療報酬の改定や、働き方の改革などいろいろあるので、逐次記事にして行きたいと思います。